中国でのインターネット攻略はなかなか大変です。
上海や北京といった大都市である程度整った環境をゲットしているのであればさほど不自由ないのでしょうが、そんな大都市でもネットがつながらなくてストレスになることは往々にしてあるものです。
インターネット生活を快適にする方法は大きく2つに分けられます。
- 自分が中国のネット環境に順応する
- 日本と同じ環境を自分で作り上げる
自分で日本と同じように快適なネット環境を作り上げるなら、やることは以下の通りです。
- 国際ローミングを使用する
- VPNをダウンロードし、使えるようにセッティングしておく
- 専用SIMカードを買う
- より多くの周波数をキャッチできる柔軟なスマートフォンにしておく
以上4つのやり方があるので、ご自身に合うものを選ばれるといいかと思います。
国際ローミングを使ってネットにつなぐ【短期旅行者・中国初心者向け】
中国でインターネットを使用するとき、携帯電話・スマホの設定を何かしらいじるのが基本です。
慣れている人であれば、
- SIMフリーにして、プリペイドSIMを購入する
- 自分でVPNを設定してインターネットを接続する
といったことをちゃっちゃかやってしまうものですが、
『初めて中国に旅行に行くから、いろんなことがすごく不安』という人もおられることでしょう。
インターネットに関する新しい知識を勉強するのも面倒くさいという方は、一番ラクな国際ローミングを試してみましょう。
ということで、以下の記事を参考までにどうぞ。
VPNを使わなければ、中国に順応するしかない【駐在・長期在住者向け】
VPNというアプリがなければ、日本で使用していた検索エンジン・SNS・その他一定のサイトの閲覧はできなくなります。
VPNといえば有料・無料といろいろなものがアプリストアで氾濫していますが、有料にしたからといって、安定してインターネットを使い続けることができるというわけでもありません。
中国のネット環境に順応するとはどういうことか?
中国では中国独自のSNSや検索エンジンが存在するので、今まで使っていたGoogleやLINEをやめ、それらを使う生活に自分を合わせることです。
コチラについては以下の記事を読んでみて下さい。
スマートフォンをグローバルブランドに変えてしまう
日系ブランドのスマートフォンには『電話』『インターネット』を使える範囲が限られている端末が多いです。
ここでの「グローバル」とは、どんな国に行っても「電波」をキャッチしてくれる端末を多く販売していることを意味しています。
代表的なものといえばやはりiPhoneですが、近頃では他ブランドでもそんな端末が低価格で出てくるようになっています。
以下の記事では、特に中国のスマホブランド『HUAWEI』について、どの端末が中国でも使いやすいのかをまとめています。
近頃では、中華系をはじめとするDSDV端末・iPhoneのeSIM・クラウドSIMWiFiなどたくさんの通信手段が私たちのまわりに出てきています。
自分の渡航目的や日頃のライフスタイルをもとに、どの手段が自分にぴったりなのかを考えると、いいネット生活を送れることにつながります。
(そもそも私は全然満足してないですが…(多分、日本は快適過ぎ))
以下の記事は、日本のクラウドファンディング発のスマホブランド『Mayumi』についてのレビューですので、参考にしてみて下さい。
中国専用のSIMカードを使う
中国でのネット環境を克服するにはいくつかの手段があります。
レンタルWiFiや専用SIMカードを渡航前に購入する人が多いと思いますが、どれを準備するのが結局いいのかということは経験者に聞かないと分からないもの。
「VPNをダウンロードしておけば大丈夫だよ」なんてアドバイスだけを受けて中国へ行こうとしているひとはもう少し調べた方がいいかもしれませんね。
以下の記事では、意外と知られていないスマートフォンの落とし穴についてまとめてありますので、SIMカードでインターネットを乗り越えようと考えている方は是非ご一読ください。
中国には、日本と同じように3つの大きな通信会社が存在します。
そのうちのひとつチャイナユニコムが外国人向けに販売している『香港プリペイドSIM』は、中国でインターネットを使いやすい手段としてよく紹介されています。
ただし、シムフリー端末であることが条件ですので、そうではない人はお店にいってSIMロックを解除してもらいましょう。
参考までに、以下の記事をどうぞ。
中国の規制そのものについてもう少し詳しくという方はコチラ
中国でのインターネット活用術とは焦点が少しずれますが、
『というか、そもそもなんで中国はインターネットが使いづらいわけ???』ということで、
中国のインターネット普及率にふれておりますので、興味のある方はどうぞ。