
この記事を読んでいる人は、「メルカリで横取りをするとどうなるのか」気になっている人ではないでしょうか。
月100件取引している筆者が、そんな横取りについて書き下ろしていきます。
▼そもそも横取りとは
解説する必要もないかと思いますが念のため
横取りのパターンは以下の通り2つあります。
「横取り」とは…
- コメントのやり取りをしている最中に第三者が購入
- 「○○様専用」といったサムネイルや商品名になったものを第三者が購入
この「横取り」という状態が発生した場合、それぞれの立場によって感じることは大きく異なりますが、実際はどうあるべきなのか?
公式の質問ボックスを見てみると、たくさんの疑問と回答が寄せられています。
公式の利用ガイドでは、先に購入した人が購入する権利を持つことになります。
上記①②のように、コメントしていたから、専用ページにしてもらったから、といって購入する権利を公式が保証するわけではありません。
あくまで、出品者と購入者の間で「勝手に」おこなわれているやり取りですので、公式にとってはそもそも「横取り」という概念が存在しないことになります。
▼横取りするとどうなるのか
横取りが発生した時、三者の捉え方は例えばどんな風になるでしょうか…
「横取り」が起きた!!
- 【出品者A】違う人に売ってしまったけど大丈夫かな…?
- 【出品者B】買ってくれれば誰でもいい。
- 【横取りされた人C】横取りされた!腹立つ!
- 【横取りされた人D】無くなってる!!交渉なんかするんじゃなかった…
- 【横取りした人E】別にいいよね?垢バンとか起きないよね?
- 【横取りした人F】ラッキー!普通より安く買えたわあざーす!
いかがでしょうか?それぞれの立場で「ラッキー!」と思っている人もいれば「不安」になったりムカついたりしている人がいます。
気になるのは【出品者Aさん】と【横取りした人E】さんですよね。
結論から言うと、何も起きません。
起きることと言えば、「誰かがほんのちょっと不快になる」ことくらいです。
出品者側からすると、確かに「買ってくれる人が好き!」という考え方もありますが、メッセージのやりとりをしていた人のために売りたかったのに!という感情を抱いてしまう人もいるわけです。
私も過去に一度専用ページを第三者に購入された経験があり「なんだこんな非常識なやつがいるのか?」と感じたことがありますが、それは個人が勝手にやっている行動に過ぎません。
※購入された時にはやり取りをしていた人だと思っているので、全く疑いもせずに商品を発送。その後、別の出品欄に当初やり取りをしていた人から「やり取りしていたのは私なのですが、その人との取引はキャンセルできないのですか?」というコメントが届いたのです。この時にやっと横取りに気付いたのですが、時すでに遅し。もともとやり取りをしていた人には謝ることしかできませんでした。「この買い方ってどうなの?」と思っていた私は、購入した人の評価を「普通」にしたのですが、その人は逆に「なんで普通なの?」と申し立てをおこない、結局公式から「評価に気をつけて下さい」と忠告を受けたのは私でした。
公式が横取りという概念をもっていれば「取り置き」というシステムが準備されているはずです。
また、購入はしたいけどすぐに支払えないという場合でも、コンビニ支払いなどを選択して自分のタイミングで決済できます。
このコンビニ支払いに関しては公式が期限を設けていますが、その期限を過ぎたとしても、出品者が「待ちますよ」と言えば、待ってもらえるものです。
取り置きをしてもらう気があるのであれば、先に購入するのが正しいと言えます。
▼横取りはしてもいいのか?
専用ページもコメントのやりとりも出品者からすると面倒なだけなので、コメントをせずに購入してもらえるのが最もありがたいのも事実です。
公式のルールは、先に購入した人が購入する権利を持つので、
たとえ、
- コメント欄がやり取りの最中
- 専用ページという仕様
であったとしても、垢バンになったり、売上金などの停止になったりすることはないといえます。
それでも、それぞれの立場で自分が横取りを「してしまう」「させたくない」と感じる人は一言コメントを入れて購入するなり、適当な理由をつけて取引をキャンセルしたりするなりすればいいのではないでしょうか。