
この記事は、『外国人と話すために出会えるアプリないかな』と考えている人に向けたものです。
近頃、コロナで外出自粛、海外との人の往来もなくなっていますね。
言語を学習したい人にとっては、チャットアプリが最適な手段になっているのではないかと思いますが、『こんなアプリもあるなら使ってみようかな』という具合に感じて頂けたら幸いです。
ここで紹介するアプリは、俗にいう『出会い系』とは少し異なります。
皆さんはCouch Surfing(カウチサーフィン)というアプリをご存知でしょうか?
他の記事で、『meet up』というアプリを紹介しているのですが、
性質としてはそちらに近いのではないかと思います。
このアプリを使っている人にはひとりで旅行する人が多く、
- 安く部屋を貸してくれる人を探している
- 空き時間を現地の人と過ごす
- 土地勘がないので現地の人を探して案内してくれる人を探す
といったケースが挙げられます。
中には、飲み会やお茶会を開催するホストもいるので、そういったイベントにも参加してみてもいいかもしれません。
Couch Surfingは外国人旅行客とつながれるアプリですので、暫くは下火が続くかと思います。再び海外からの旅行客が増えたとしたら、その時に活用してみてはいかがでしょうか。
❏気さくにコーヒーやビールを飲みに行く

私がこのアプリで最初に出会ったのはドイツ人の男性。
ビールを片手に雑談するためだけに待ち合わせたのです(英語)。
訛りもあったので最初の方はがんばって聞いていたのですが、
聞き取るのだけでもそれなりにエネルギーを使うので、後半は何を言っているのかほとんどわかっていなかった覚えがあります。ただただニコニコしながら相槌をするのが精一杯でした。
ですから、
- 日頃外国語を勉強している
- 昔勉強してたけど、最近使ってないな
- 久しぶりに外国人と英語で話したいな
というモチベーションのある人達には向いているのではないでしょうか。
なまった語学力を復活させたり、自分の学習の成果を試すにはちょうどいいアプリではないかと思います。
❏観光地を案内する

スイス人や香港人といった女性とお会いしました。
ひとりで旅行に来る人は、自分で自由に歩き回るだけでなく、現地の人との交流も期待している傾向があります。
勿論、シンプルに誰かに案内してもらう方がスムーズだという観点もあるかと思います。
ですから、相手の要望を汲み取ることを念頭に置いてエスコートすることで、より楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか?
大阪城・海遊館・なんば、といったエリアを案内するとなると、1日中一緒にいることになります。
これだけ時間があれば、自分の姿勢次第で案外仲良くなれるものです。
とはいえ、大事なのはそのあとかもしれないですね。
そのあと、他の地域に移動するケースもあるので、知っていることを教えてあげたり、知らなくても代わりに調べてみたりすると、相手も喜んでくれます。
私の場合は、『東京に行くんだけど、どこかおススメ教えてくれないかしら?』とメッセージを頂いたので、少し調べて教えてみました。
実際にその方が足を運ぶかどうかに限らず、GIVEする姿勢をもって接することが重要だと思います。
facebookなどのSNSでつながるのもよいでしょう。
❏おわりに
中国の巨人Alibabaの創業者:ジャック・マー(馬雲)さんは、学生時代、英語力をつけるために中国杭州の名勝地『西湖』で観光客を案内することに明け暮れていたそうです。
私も『写真お撮りますよ!』といった文言をスケッチブックに英語や中国語で書いて神戸北野坂や京都嵐山などを友人と歩き回ったことがあります。
やはり目立つので最初はかなり恥ずかしいですが、快く声をかけてくれる観光客は案外現れるものです。
一方で、実際に困っている人もいるのも確かです。
今ではこのようなアプリがたくさんでているため、チャットアプリなども含めて、学習するチャンスは溢れていると言っても過言ではないはず。
あとは、自分たちがどれだけアンテナを張って、それらを使いこなしていくかだと思います。
Couch Surfingを知っていれば、
『プラカードをぶら下げて、嵐山を歩く』なんてこともしなくていいでしょう。
最初はアプリから始めて、慣れてきて『もっと面白いことがしたいな』と興味が湧いたら、そういったことにも挑戦してみたらよいのではないでしょうか?
