この記事は、楽天の決済方法にあるAlipayが使えるのかどうかを気になっている人に向けた記事です。
日本人の多くが活用している楽天市場。
ここでも中国系2大キャッシュレス決済のうちのひとつ、Alipayが導入されたことは記憶に新しいです。たくさんの決済手段がある中、どの手段が一番オトクなのか?なんてことを調べられる方も少なくないのではないでしょうか。この記事では、その疑問・興味にサクッとお答えします。
【結論】日本人は使えません
アリペイがなぜ日本で広がっているのか
近年、中国人観光客を日本の至るところで見かけるようになりましたよね。どこに行っても大概中国人がいて、日本人だけで遊ぶ場所はないといった状態です。
彼らは中国でほとんど現金を使いません。中国のキャッシュレス決済率は実に60%と言われており、日本よりもはるかに上をいきます。
2019年の今でも、日本のキャッシュレス決済率は20%程度しかなく、政府主導の目標でさえ2025年に40%ですからね。中国のキャッシュレス決済がいかに当たり前になっているかは、中国へ行かなくても知ることができます。
中国人と生活すると、友達同士でお金を送金しあっている光景をよく目にすることができます。
中国人A『果物買いに行くけど、欲しい人~!?』
中国人B・C・D『はーい!!!いくら?』
中国人A『10元!!』
中国人B・C・D『おけー、じゃあ10元送っとくわー!!』
こんな感じです。
一方の日本人は、そんな中国でもわざわざ現金を持ちよって飲み会をするくらいですので、生活の仕方に大きな違いがあることが分かります。
近頃はWechatの送金などを便利だと受け入れられている年配の方もおられますが…
そんな習慣を持っている観光客が海外へ行ってわざわざ現金で買い物をするのか?
答えはNoです。
実際に日本ではこのAlipayを導入したことによって売上を拡大しているコンビニなどが多く存在します。
そして「中国人はキャッシュレス決済」というイメージは少しずつ日本各地に波及していき、Alipay加盟店は今もなお増え続けているのです。
Alipayは中国人が対象の決済サービスということを知っておくといいと思います。
日本人がAlipayを使えない理由は単純
オンラインショップも例外ではなく、楽天も中国人の需要に応えるためにAlipayを導入しました。
Alipayには中国の銀行口座を登録する必要があるので、日本人は使えないというだけです。
私の場合、中国銀行の口座も、Alipayも持っていますが、そもそも楽天・Rakuten Global Marketの決済手段に「Alipay」の文字が選択肢として表示されません。
持っていても特に日本では意味をなさないのです。
ですので、日本人の方であればどこであれAlipayは使えません。いろんなところで目にするようになり、気になっている方もおられるのではないでしょうか。
今後日本人向けにサービスが拡大されるなら話は別ですが、現在は中国人向けです。
Alipayアプリは決済以外の金融サービスをたくさん展開していますが、残念ながらその多くは日本人が使うことは困難です。なぜなら、日本でいうマイナンバーのような『身分証番号』を入力する必要があるからです。
これは、日本人が排除されているなんていう理由ではないので誤解してはいけません。
どんな国であれ、外国人が銀行口座を開設したりクレジットカードを発行したりするのは簡単ではないからです。