この記事は、Mayumi の購入を検討されてる方向けです。
最近、中国系ブランドの台頭によって徐々に増えつつあるSIMカード2枚のスマホ「DSDV」。
私もそのうちの1つであるMayumi U1というブランドを購入することに決めました。
最初に使ってみた感覚を簡単にレビューしたいと思います。
まあどんな機種、OSであれ変えたばかりの頃は使い慣れないものですね。
1年間使ってみて思っていること
- 身分証を撮影するときのカメラ機能は弱い
- 検索・閲覧・視聴履歴から記事を紹介してくれるのはイイ
- 楽天mobileのSIM非対応
身分証を撮影するときのカメラ機能は弱い
銀行口座を開設するときなど、自分の身分証をアップロードすることが必須かと思います。
ただ、その手段はいくつか分かれていて、スマホのカメラ機能で予め撮影したものをアップロードできるタイプもあれば、そのページでカメラを起動して撮影したものしかアップロードできないものもあります。
後者になると、Mayumiはかなり弱いんじゃないかな?
というのがパスポートや運転免許証などを何度か撮影して思ったことです。
まあ、身分証の撮影なんてそんなにしょっちゅうあるものでもないから、優先順位としては高くないでしょうけど、そのときにはピントが合わず苛立ってしまうことになるのではないかと思います。
とはいえ、通常のカメラ機能には問題ないかな、と感じている次第です。
検索・閲覧・視聴履歴から記事を紹介してくれるのはイイ
他のスマホでもあるのでしょうが、結構気に入っているのが、デフォルトでニュースフィードの画面が設定されている点です。
自分の検索履歴だけでなく、Amazonでみた映画についての小ネタ記事なんかを紹介してくれるんですね。
最初は『googleのニュースフィードは便利だなあ』なんて感じていたのですが、よくよく考えてみれば、映画の検索はAmazonの中なので、googleは全く関係ないことに気付いたんですね。
となると、MayumiがgoogleやAmazonから情報を引っ張ってきてくれているのか?と。
仕組みはどうあれ、自分の欲しい情報を集めてくれる機能は最高です。
新しいニュースに更新する場合は、フィード画面で指を下にドラッグ?スクロール?してあげればOK。
楽天mobileのSIM非対応
楽天mobileの場合、電波の対応端末について公式に挙げられていますが、Mayumiのようなニッチなスマホまではわざわざ丁寧に調べてありません。
そこで、実験のノリで楽天unlimitedに契約して届いたSIMカードを挿入してみると、Mayumiではやはり使えないことが判明しました。
旅行や海外生活に強いSIMフリーのスマホですが、日本でいつも通り過ごすのにも使いやすい端末だと思います。価格相応という印象ですね。
個人的に一番押しなのは、キャリアのスマホに見られる常駐アプリがインストールされていない点です。スマホの容量が多くなってきても、自分で好きに断捨離できるところが特徴。キャリアのスマホだと、常駐アプリは基本的に削除できないと思いますので…
他にも気になることがある方はコメントなど残して頂けたら分かる範囲でお答えします。
同梱物について
- ケースが入っていた!!!
- 専用のUSBが入っていた!!!
- SIM挿入口専用の針が入っていた‼

外観は商品写真通りの美しさでした。
無駄なものもないため、シームレスを意識されているのがわかります。

残念ながら、後日このスマホを落とし、傷が入ってしまいました。
あまり強度が高いわけではなさそうです。
Amazonで買い物したにもかかわらず、ケースと保護シートを買い忘れた私。
しかも、充電器については設定中に電池がなくなりそうになって気づきました(起動時、20~30は入っていました)。
この端末のSIMカード挿入口は、小さな針穴に針を挿して使用します。
これを大事に保管し続けるのも大変ですので、代わりになるものを知っておくと便利です。
普通の大きさのクリップが代わりに使えますが、以下のものは厳しいです。
ダメなもの
- 爪楊枝(太過ぎ)
- 安全ピン(先が尖って安定しない)
万が一これらを持っていなくても、空港のインフォメーション窓口に行けば「SIMカード用のピン(針)」を貸してくれます。
僕はこのピンを貸してもらい、クリップを真っ直ぐにしてしまったものも1個もらったことがあります。

あまりに小さいので、爪楊枝が入りません。
同梱されている専用針*がなければ、細くて折れにくいものが必要です。
*ちなみにSIMカードの挿入口をあける専用針は「イジェクトピン」と呼ばれてます。
機能について
①アプリアイコンをトップに持ってくる方法
中央歯車の上にある『V』をタップすると下にアプリアイコンがずらりと出てきます。
トップに欲しいアプリを長押しして上に持っていくと(ドラッグ&ドロップ)、
トップページのアイコンとして設定が可能です。
②《セキュリティ》パターンと顔認証がスムーズ
- パターン認証
- 顔認証
- 指紋認証
3種類が準備されていますが、私が使った感想を述べるとオススメなのは顔認証。
最初は指紋認証を使用していましたが、あまり反応してくれず何度もやり直しさせられ、結局パターン認証をする羽目になっていました。
面倒になったので2日目にして顔認証に変更。
登録時も写真を取るわけでなく、勝手に顔を覚えてくれる上に、認証のスピードも速いです。こちらはかなり快適な印象。
【後日談】~使用し始めて半年~
結局、指でシュシュってするパターン認証を使用しています。
③スクショ機能はアプリが必要
どうやらこの端末にはスクリーンショット機能が最初から備わっていないため、自分でダウンロード・インストールする必要があります。
【訂正】スクショ機能は音量(小)と電源ボタンを同時長押しです。間違っていました。申し訳ございません。ただし、動画は専用アプリが必要なようです。
注意することはなにかあるの?
①USBの穴が独特(タイプC)
開封時、充電は20〜30%入っていたので初期設定をするにはちょうど足りたかなという印象でした。
しかし、もともと持ってたAndroid用のUSBを挿そうとしてもできなかったんですね。形が違うから。
その時初めて充電器がないことを気づきました。
(お盆で発送はストップしてるよ…しかもリアル店舗でMayumi置いてないよ、オワコンだよ…)
実は箱の中敷きの下に専用USBが入っていますので、とりあえず急いで充電器を購入する必要はないです。
今までandroidやiPhoneを使用されていた方は、タイプCの変換プラグか、タイプC専用の充電コードを購入してください。
②リアル店舗ではまだ販売していない
(2019年8月現在)
Mayumiはオンラインショップ購入するのが基本です。ヨドバシ梅田のHPでも取り扱いされていますが、実店舗では販売されていません。スタッフさんも「まゆみ??」という具合で当然知らない商品です。
リアル店舗で販売されていないので、オンラインで買い物するときは以下のことが重要です。
- 専用保護シート
- 専用充電器
- 専用ケース
オンラインショップで注文確定する前に、これらが一緒にカートに入っているかどうか確認することを忘れないでください。
充電器とケースは付属品として同梱されているのでまだマシですが、保護シートはマストです。
アプリはすべて自分でダウンロード
良し悪しは人それぞれかもしれないですが、どこかのキャリアを通して端末を購入するわけではないので、常駐のアプリが全然入っていません。
例えばdocomoでスマホを購入したら、docomoが作ったアプリが基本的に揃っていますよね。それが全く入っていません。
ですので、身軽な状態で手元に商品が届きますので、自分が使わないアプリで容量がとられるということもありません。
(私はそんなスマホをずっとほしかったんです。)
ですので、必要なアプリは全部自分でそろえる必要があります(前の端末からgoogleのセットアップを通して引き継げば簡単に済みます)。
動画がMP4じゃない
これは購入から半年くらい過ぎたころに気付いたのですが、動画のファイル形式がMP4ではなく、【GP3】という形式になっています。
動画を見る分には問題ないですが、編集をするとなると、動画編集ソフトがGP3に対応していないため、少々面倒です。
購入当初は動画を撮影する予定もなかったので特に気にしていなかったのですが、まさか自分が動画編集をするようになると思っていなかったので少し困っています。
ちなみにGP3に対応していないのはPremiere Pro(Adobe)という動画編集ソフトです。
とはいえ、何もできないかというとそういうわけではなく、
GP3をMP4に変換するソフトをPCにインストールすればOKですので、そちらを試してみて下さい(有料です)。
僕が調べた限りでは、無料のソフトウェアは見つかりませんでした。