東部の4都市が54億元を投資し、甘粛省の貧しい県を支援
2019年の投資額は過去最高に達する
「東部の4都市は誠実で、甘粛省の貧しい人々を自分たちのことのように捉えて、甘粛省が貧困から抜け出せるよう積極的に貢献している。」
近頃、甘粛省政府が行った記者会見で甘粛省 脱貧困室主任 任燕順(レン・ヤンシュン、Ren YanShun)主任が以下のように紹介している。
東西貧困緩和協力が実施されて以来、天津・福州・アモイ・青島の4市が、甘粛省の20の貧困郡を支援するために、合計54億3,300万元を甘粛省に資金援助に投資した。教育をはじめとした多くの分野でサポートを行っている。
現在、東部4市39の地区・郡が甘粛省の58の貧困地域を網羅的に援助できている。政策、資源の統合、貧困緩和、知恵の必要性から、東西の貧困削減協力は好機となっている。
2018年、東部4都市は資金援助として19億7900万元を投資した。これは過去20年間の資金総額を上回る額となる。今年はすでに23億元が投資され、前年比16.2%増加し、1155件のプロジェクトが実施されている。「投資の規模は前例のないほどに大きい」と任燕順(レン・ヤンシュン、Ren YanShun)主任は語っている。
産業貧困援助は、脱貧困を安定化させるための最優先事項となっている。 牛・羊・野菜・果物・芋・医薬品の「6大産業」と個人経営の庭師業、畜産業、大工、商店、工房といったその他の「早く簡単に」の収入を増やせる「5大・小さな産業」は、2016年以来、1486件の東部企業と1,717ヵ所の貧しい村の間で援助関係を結んでいる。
376もの東部企業が甘粛省に投資して設立しており、その投資額は12億4600万元で、2.1万人の貧困層の収入が安定的に増加している。東部4都市の支援を受け、甘粛省では367もの職場が生まれ、9,282人もの人がワーキングプアから助けられている。
2019年8月2日、中国経済網の記事をもとに編集。