任CEO『自社で生産できても、関係は大切に』

7月22日、ヤフーファイナンスは、Huaweiの創業者兼CEO:任正非氏のインタビュー映像の一部を放送した。
任正非氏はインタビューの中で、
ファーウェイがクアルコムチップを採用すると認めており、しかも合計2億7000万台のスマートフォンを出荷する予定だと述べた。
任正非氏は、麒麟*を完全なチップにする解決策がすでにあるという前提のもとで、ファーウェイは昨年5000万個のクアルコムチップを採用したと語った。
インテル、クアルコム、マイクロンテクノロジーといった米国企業との今後のパートナーシップについてどう思うかと尋ねられた時、任正非氏はこう答えた。
『米国政府がこれらの企業に供給の継続を許可すれば、我々は彼らから製品を購入し続けるでしょう。たとえ、なんらかの領域において自分たちで代わりになるものを開発できたとしてもです。』
『クアルコムがいなければファーウェイはいません。我々のチップは今後もっとよくなっていきますよ。でも、我々はパートナーシップの維持を大事にしたいんです。』と強調した。
さらに、任正非氏はインタビューの中で、
『たとえ米国企業が供給を完全にストップしたとしても、ファーウェイは生産を止めることなんてできません。かえって、我々が増産することになるだけなので、そもそもファーウェイの生存を脅かすものでもありません。』とも語った。
データによると、
今年の最初の5ヶ月間、ファーウェイは1億台のスマホを世界中で販売し、昨年より約502日早くこの一億という数値に達した。
さらに、ファーウェイは世界中で50以上の5G商用契約を受けている。
そのうち28件はヨーロッパからのものだ。
ファーウェイは2018年に2.06億台のスマホを出荷し、今年の初めに掲げた目標は2.5億台である。任正非氏は、米国の逆風の元であっても、スマホの出荷台数の増加を実現するだろう。
2019年7月22日、鳳凰網の記事をもとに編集。