2019年06月19日、人民網の記事をもとに編集。
上場保険会社上位5社、5月収入は8.5%増加
6月18日、2019年1月~5月の成績が公表された。
それは、上場保険会社のトップ5社(中国人寿、中国平安、中国太平洋保険、新華保険、中国保険)を含むものである。
データによると、今年1~5月の上場保険会社5社の保険料収入総額は、前年同期比8.5%増の12,142億元となった。

1月から5月かけての累計保険料収入は、
- 中国平安:3,883億元、前年比9%
- 中国人寿:3,216億元、前年比7%
- 中国人保:2,718億元、前年比13%
- 中国太平洋保険:1,726億4,500万元、前年比4%
- 新華保険:598億元、前年比5%
中国平安と新華保険の累積保険料成長率は、上場保険会社をリードした形となっている。
全体的にみると保険料は上昇傾向を示したが、新年が始まったあと生命保険料は「3度上昇、2回下落」の状況になった。
このうち、平安生命の当初の保険料成長率は単月トップで13.3%、中国人寿・中国人保の伸び率はそれぞれ落ちこみ、前年比-14.4%、-12.9%。
この点に関して、王維逸氏(BOCインターナショナル証券のノンバンク・アナリスト)の分析によると、
中国人寿は5月単月の保険料成長率は鈍化傾向にあり、主な原因は第2四半期に打ち出している3年、5年物の年金保険から10年物の商品へ変更するという商品である。
販売難度は上昇したが、四半期の新たな事業価値は前月に比べると増加すると予想されている。
不動産保険に関しては、太平財産保険 (PPI)が保険料の伸び率を牽引し、前年比16.36%増の1939億2600万元となった。
最初の5ヶ月間の中国太平洋保険(CPIC)、中国平安(Ping An of China)、太平財産保険 (PPI)の保険料収入は、それぞれ11.25%増の562億2500万元、1091億6,000万人民元、9.1%、8.8%増。
平安証券のリサーチレポートによると、
産業保険事業は、引き続き非車両成長率を維持し、総保険料の伸びを押し上げる一方で、より厳しい「報行合一」の監督・管理規制をおこなう。
自動車保険事業の手数料は、保険料の伸び率や一部の経営管理手数料の低下につられて低下している。全体的なコスト率は若干上昇しているが、後期に緩和される見込みだ。
出典:人民網の記事をもとに編集。